「夕飯も作った、子どもも寝かせた。でも、今日も“自分の時間”はなかった。」
こんな風に感じる日々が続いていませんか?
共働き家庭や子育て中の家庭にとって、「時間がない」は慢性的な悩みです。
仕事・育児・家事が重なると、気づけば一日が終わってしまいます。
小さな子どもを育てながらフルタイム勤務をしている人は、帰宅後の家事が最も重荷ですよね。
しかし「すべてを完璧にやる必要はない」のです。
お金をかけずに今すぐできる時短術から、ステップアップの手段として家電やサービスの活用まで、「現実的に取り入れられる家事効率化の方法」を紹介します。
共働き家庭のための時短ライフハック7選
1. 洗濯物は“干さずに済ませる”工夫を

- 脱水弱め+速攻干し
- タオル・下着は畳まず収納
- 洗濯空間の固定化
洗濯で最も手間がかかるのは「干す・畳む」工程です。
脱水時間を調整すればシワも抑えられ、ハンガー干し→そのままクローゼット収納も可能になります。
干す場所が定位置化されているだけでも、家族全員が自然と片付けを手伝えるようになりますよね。
2. 夕飯は“同時調理”で3品完了

- 炊飯器で副菜も調理
- 冷凍野菜を多用
- 汁物はインスタント活用
夕食準備で最も時間を取られるのが“複数工程”。
炊飯器の蒸気で副菜を同時に加熱したり、切らずに使える冷凍野菜を常備したりすることで、30分以内に3品が完成。
炊飯器の中に耐熱ガラスの小鉢を入れて蒸しブロッコリーを作る方法などもありますが、驚くほど簡単ですよ。
3. 食器は“洗う前提”を見直す

- ワンプレートで完結
- シリコン皿で洗いやすく
- まとめ洗いを習慣に
食器を最小限にするだけで洗い物の負担は大きく減ります。
木製トレー+仕切り皿で見栄えよく盛り付ければ、洗い物は3分の1に。
また、夜に一気に洗うことで時間が区切れ、家事の流れがスムーズになります。
4. 掃除は“ついで”にやる

- 歯磨きしながら鏡ふき
- トイレ前にワン拭き
- お風呂後に3分片付け
掃除は“やる日を作る”より、“ながら掃除”のほうが習慣化しやすいです。
わが家では歯磨き時に洗面所をペーパーで軽く拭くことで、水垢が溜まりません。
お風呂あがりはタオルで床をサッと拭いています。
5. 買い物は“選択肢を減らす”

- 定番リストを固定
- ネットと店舗の使い分け
- ストック切れ表の活用
「何を買うか」で悩む時間を減らすことが、実は最大の時短術です。
我が家では毎週の買い物リストを固定化し、換気扇横に”ホワイトボード”を設置して、家族が自由に書き込めるようにしています。
6. アイロンを“不要にする”

- ノンアイロン衣類を選ぶ
- 干すときに形を整える
- 脱水は短く
アイロンは“やめる”ことが一番の時短。
仕事着をすべてノンアイロンワイシャツに切り替え、アイロン台は処分!!
簡単にアイロンがけをしたいなら、ハンドスチーマーは時短アイテムです♪
7. 家事は曜日で“自動化”

- 曜日で家事を割り振る
- 毎日の判断を減らす
- 家族で共有ルール化
「今日何やる?」をなくすだけで、思考の疲れが減ります。
たとえば「火曜はトイレ掃除」「土曜はお風呂掃除」などと決めておくと、先延ばしもしづらくなります。
共有カレンダーに入れておけば家族も協力しやすいです。
時短家電で“家事そのもの”を自動化

● ロボット掃除機
最新のロボ掃除機は、ゴミの自動収集・ペット毛対応・AI学習機能まで進化。
1台導入するだけで、掃除に使う時間が週に2時間以上削減できます。

● 食洗機(据え置き型)
工事不要モデルが増えたことで賃貸でも導入しやすくなりました。
1回20〜30分の洗い物作業が“ゼロ”になるメリットは非常に大きいです。
● 電気圧力鍋
放置調理ができるため、帰宅後にボタンひとつで夕飯完成。
煮込み、無水カレー、蒸し料理もお手の物。
実際に導入したご家庭では、夕食の準備が「30分→5分」に短縮した事例もあります。
【必殺技】家事代行サービスの選択肢

- 週1回の水回り清掃のみ
- 洗濯や片付けだけ依頼
- 単発利用も可能(お試し対応多数)
筆者も実際に1回限りで家事代行を頼んだことがありますが、水回りがピカピカになると、気持ちが本当に軽くなります。
「家族の時間」「自分の自由時間」を月数千円で確保できると考えると、その価値は非常に大きいです。
まとめ
共働き家庭が時間に追われるのは当たり前。
でも、「工夫」と「小さな投資」を組み合わせることで、驚くほどの余白が生まれます。
完璧を目指すのではなく、“今できること”から始めて、自分の生活に合ったスタイルを築いていきましょう。
時間のゆとりは、心のゆとり。
家族と過ごすひとときや、自分自身と向き合う時間を、大切に育てていきたいですね。